エンゼルスが痛恨走塁ミス 九回の勝ち越し機でタッチアップできず 有望株の代走・パリスはぼうぜん
「マリナーズ-エンゼルス」(11日、シアトル)
エンゼルスが痛恨の走塁ミスで勝ち越し点を奪うことができなかった。
3-3で迎えた九回、ムスタカスが左前打で出塁すると、続くオホッピーが左中間二塁打で無死二、三塁と好機を作った。ここでエスコバーが右翼へ痛烈なライナーを放ったが、21歳の代走・パリスが飛び出してしまい、タッチアップできなかった。
打球が落ちてからでも十分生還できるだけに、定位置付近の飛球に関してはいったん、三塁ベースへ戻るのがセオリー。だがパリスは打球が上がった直後にホーム付近へ進み、慌てて三塁ベースへ戻ったため、タッチアップが遅れてしまった。
なおも1死満塁と好機を広げたが、後続が凡退して無得点。勝てば約1カ月半ぶりの3連勝となるが、あまりにも痛いミスだった。直後にエンゼルスは無死満塁のピンチを招くも、何とかしのぎきり、試合は延長戦に突入した。





