「マリナーズ－エンゼルス」（１１日、シアトル）

　右脇腹の張りで欠場が続いていたエンゼルスの大谷翔平投手が「２番・指名打者」で出場することが発表された。同投手は４日の試合前にフリー打撃を行った際に右脇腹に張りを訴えて予定されていたスタメン出場を回避。前日まで７試合連続で出場を見送っていた。

　大谷はここまで投打同時出場２３試合を含む、チーム最多の１３５試合に出場し、ア・リーグ最多の４４本塁打、同４位の打率・３０４、同３位タイの９５打点、２０盗塁をマーク。ア・リーグでは本塁打数は２位のロベルト（ホワイトソックス）に９本差をつけてキングを独走し、打点部門は１位のタッカー（アストロズ）と８差としている。右肘のじん帯損傷が判明した８月２３日の試合の後は今季自己ワーストの１０戦４８打席連続ノーアーチで年間ペースは４９・５本まで落としている。残り１８試合。日本選手初のホームランキング、さらには二冠を目指して再加速する。

▽エンゼルスのラインアップ

１番・一塁　シャヌエル　打率・２７０　０本塁打　２打点　ＯＰＳ・７０４

２番・ＤＨ　大谷　　　　打率・３０４　４４本塁打　９５打点　ＯＰＳ１・０６６

３番・二塁　ドルーリー　打率・２６０　２０本塁打　６７打点　ＯＰＳ・７７９

４番・捕手　オハピー　　打率・２２７　９本塁打　１９打点　ＯＰＳ・７４７

５番・三塁　エスコバー　打率・２２９　６本塁打　２８打点　ＯＰＳ・６３８

６番・遊撃　ネト　　　　打率・２４１　８本塁打　３０打点　ＯＰＳ・７２６

７番・左翼　グリチャク　打率・２６９　１４本塁打　３９打点　ＯＰＳ・７８３

８番・中堅　フィリップス打率・１８５　１本塁打　４打点　ＯＰＳ・６２９

９番・右翼　アダムス　　打率・２００　０本塁打　１打点　ＯＰＳ・３９０

　　　投手　デトマーズ３勝１０敗　防御率４・８２

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