大谷翔平がサイクル安打ならずも4安打の大暴れ 「僕自身がしっかり打てれば」1日でしっかり修正もエンゼルス3連敗
「アストロズ9-6エンゼルス」(3日、ヒューストン)
エンゼルスの大谷翔平投手が自身2度目のサイクル安打はならずも今季2度目の4安打を達成。九回先頭で迎えた代5打席で本塁打が出れば快挙達成の状況で、プレスリーから右前打を放った。
初回先頭の第1打席で中前打を放った大谷。1点を追う三回の第2打席は右中間を真っ二つに破る適時三塁打で試合を振り出しに戻した。第3打席は二ゴロ併殺打に倒れたが、5点を追う七回1死一、二塁の好機では左翼フェンス直撃の適時二塁打で反撃ムードをかきたてた。
大谷は19年6月13日のレイズ戦で日本人選手初のサイクル安打を達成。今年も投打同時出場した4月27日のアスレチックス戦、5月15日のオリオールズ戦でも快挙に迫っていた。
序盤の好機で凡退した2日の試合後には「チャンスは作れていますし、僕自身がしっかり打てれば勝つチャンスはあったんじゃないかなと思います」と語っていた大谷。この日は第1打席からしっかりとボールにコンタクトし、1日で修正した姿を見せた。
しかしチームは中盤の守乱が響いてアストロズに3連敗。奮闘むなしく勝率5割に逆戻りとなった。