大谷翔平を超える侍5人 MLB公式サイトがWBC日本を特集「村上は和製ジャッジ」「山本はデグロム級」

 大リーグ公式サイトが23日(日本時間24日)、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表の特集記事を掲載。米国の主将を務めるトラウト(エンゼルス)が明かした大谷との会話を引き合いに出し、「大谷は自分が日本代表のナンバーワンではないと言っている。それなら誰が…?」との見出しで、“大谷以上”の逸材5人を紹介した。

 1位に挙げたのは昨季、史上最年少で三冠王に輝いたヤクルトの村上宗隆内野手だ。寸評では、メジャーで昨季、ア・リーグ新記録となる62本塁打を放ったヤンキースの主砲の引き合いに出し、「ムラカミは和製アーロン・ジャッジだ」と表現。「ムラカミは23歳になったばかりだが、日本で最高の打者だ。世界でも最高の打者の一人かもしれない」と評価した。「WBCはムラカミがMLBの精鋭たちに匹敵するかを示す場となる」と記し、25年シーズン終了後にポスティング制度を使ってメジャー移籍を目指す可能性を伝えた。

 2番目はロッテの佐々木朗希投手だ。「ムラカミが大谷を超えるかもしれない打者なら、ササキは大谷以上の才能をもった数少ない投手の一人だ」。昨年4月の完全試合をはじめ、数々の偉業を紹介しながらWBCでの登板を「世界の最強打者たちに投げる『令和のモンスター』を見逃してはいけない」と伝えた。

 3人目は今季終了後にポスティング制度でメジャー移籍の可能性があるオリックスの山本由伸投手だ。寸評では「ササキは日本で最も刺激的な投手かもしれないが、最高の投手はヤマモトだ」とし、18、19年にサイ・ヤング賞を受賞した右腕の名前を挙げ、「過去2年はジェイコブ・デグロム級の投球で支配している」と絶賛。武器のフォークを「スカウトの中には千賀の“お化けフォーク”より上と評価している」とつづった。

 4人目に昨年12月にポスティング制度を利用してオリックスからレッドソックスへ移籍した吉田正尚外野手を、最後に侍ジャパン最年少、中日の高橋宏斗投手を紹介。20歳右腕に関しては「23年の大会でブレークしてスターになるかもしれない」と期待を寄せた。

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