元阪神PJ、ロッキーズと1年6・8億円で合意 米復帰後3年で7勝&防御率4・05

 米大リーグのロッキーズは13日(日本時間14日)、元阪神でパドレスからFAになったピアース・ジョンソン投手(31)と1年の契約で合意したと発表した。大リーグ公式サイトなどによると、年俸は500万ドル(約6億8000万円)プラス出来高75万ドル(約1億円)。

 19年に阪神のセットアッパーとして活躍したジョンソンは20年にパドレスでメジャー復帰。日本で磨いた速球とカーブを武器に新天地では24試合で3勝1敗、防御率2・70の好成績を挙げ、昨季は63試合、3勝4敗、防御率3・22を残した。3年目の今季は右前腕部のけがで長期離脱を強いられ、わずか15試合の登板にとどまり、1勝2敗、防御率5・02だった。

 チームは昨季まで阪神の守護神だったロベルト・スアレスがジョンソンに代わるセットアッパーとして躍動。シーズン終了後に選手側に選択権があった来季500万ドル(約6億8000万円)の契約を破棄して、新たに5年4600万ドル(約62億8000万円)の契約を結んだ。

 ジョンソンはロッキーズの本拠地デンバー出身。12年ドラフト1巡目でカブスに入団し、17年5月にメジャーデビューした。19年に来日し、阪神で58登板、2勝3敗、防御率1・38をマークした。メジャー通算成績は140試合、10勝9敗、防御率4・05、20ホールド。

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