レンジャーズ・有原 1年4カ月ぶり復活星 七回途中無失点「一つ成長した」

 「ツインズ0-7レンジャーズ」(21日、ミネアポリス)

 レンジャーズ・有原航平投手(30)が右肩手術やマイナー生活を乗り越え、昨年4月19日以来、1年4カ月ぶりの復活の白星をつかんだ。メジャー復帰後2戦目で七回途中4安打無失点。地区優勝争いをするツインズを手玉に取り「すごくうれしい」と顔をほころばせた。

 カットボールやツーシームといった動く球を駆使し、ストライクゾーンを広く使った。早打ちの強力打線に「弱いゴロを打たすことができた」と凡打の山を築いた。七回に先頭から連打を浴びて降板した時点で、球数はわずか71球。三塁を踏ませず、無失点の好投だった。

 1年目の昨季は5月に右肩を手術し、9月に戦力外になった。マイナーから再出発した有原は「みんなギラギラしているし、結果にこだわっている」とハングリーな若手に刺激を受けた。「今年が終わるまではこっちで勝負したい」と日本復帰は一切考えず、貪欲に自分を磨き続けた。

 六回を投げ切り、七回のマウンドに立ったのは2年目で初めて。殻を破り「自分の中で一つ成長した」と、30歳の右腕が相好を崩した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス