ダルビッシュ 7敗目も今季自己最長9回途中力投 日米通算3000奪三振にもあと12

 「パドレス1-3ナショナルズ」(18日、サンディエゴ)

 パドレスのダルビッシュは今季自己最長の8回1/3を投げたが、味方の援護はソロ本塁打による1点のみ。1-1の九回1死一、二塁で交代すると、後を受けたヘイダーが乱調で2走者とも生還を許し、今季7敗目を喫した。

 疲労がピークに達するとされる8月半ばに中4日で登板。16日に36歳となった右腕の力投が光った。2日前から握りを変えたというカットボールが特に効果的で、七回まではわずか2安打。四球も与えなかった。

 今季は23試合でクオリティースタート(6回以上を自責点3以下)は18度目。日米通算3000奪三振にもあと12だ。集中力の要因を問われ「年齢ですかね。先が見えてきているからこそ、一日一日を大事に、幸せに感じるようになっている」と話す。残り41試合。長い公式戦は最後のコーナーにさしかかっている。

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