大谷 恩師・栗山監督の前で4戦ぶり無安打 来春WBCへ試合後対面、状態など話し合う

 6回、空振り三振に倒れた大谷=共同
 エンゼルスの試合を客席で観戦する栗山監督(左)=共同
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 「エンゼルス0-4ツインズ」(12日、アナハイム)

 日本ハム時代の恩師でもある侍ジャパンのの栗山英樹監督(61)が視察に訪れた一戦で、エンゼルス・大谷翔平投手(28)は「2番・指名打者」でフル出場も、4打数無安打。4戦ぶり無安打で打率を・253とした。

 快音こそ聞こえなかったが、まな弟子がメジャーでプレーする姿を初めて目にした栗山監督は「野球の国、アメリカのファンのみなさんが喜んでくださってるのが、すごくうれしかった」と喜んだ。カブスの鈴木やパドレスのダルビッシュのもとにも訪問し、この日が視察の最後だった。

 大谷はこれまで来春のWBCに関して「出たい気持ちはもちろんある」と話している。栗山監督は「本当の意味での人選は帰ってから」と多くを語らなかったが、大谷について「新たな大きな壁に向かって自分がどれだけ打ち破れるか、ずっとやってきた選手。すごく本人も楽しみにしているだろう」と、試合後に対面して状態などを話し合ったようだ。

 ライバルとなるメジャーの選手には「投手のレベルが上がっている。いろいろと考えないといけない」と対策を練っていく。

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