大谷翔平「1番・投手」で初の10勝&104年ぶり快挙に挑戦 フレッチャー戦列復帰

 「エンゼルス-レンジャーズ」(28日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が「1番・投手」で出場することが発表された。今季17度目のリアル二刀流で自身初の10勝目、1918年のベーブ・ルース以来、メジャー104年ぶりの「2桁勝利、2桁本塁打」を目指す。

 大谷は前回のマウンド、22日ブレーブス戦は七回途中6失点で5敗目。六回まで1安打無失点、5登板連続2桁となる11奪三振の快投だったが、七回に2本塁打を浴びるなどして10勝目を手にすることはできなかった。

 打者ではここまで95試合に出場して打率・257、21本塁打、59打点、11盗塁。前戦27日のロイヤルズ戦は五回にメジャー最多となる9つ目の申告敬遠を記録し、続く七回の打席で中前適時打を放った。チームは6月26、27日以来となる連勝に貢献した。

 レンジャーズの先発ハワードはここまで7試合に登板し、1勝2敗、防御率7・11。大谷は昨年8月5日に2打席で対戦し、空振り三振と四球だった。

 エンゼルスは、左右内転筋の手術で負傷者リスト入りしていたフレッチャーが「9番・二塁」で5月7日以来、2カ月半分に戦列復帰する。

▽レンジャーズのラインアップ

1番・二塁 セミエン  打率・237、13本塁打、46打点

2番・遊撃 シーガー  打率・243、23本塁打、53打点

3番・捕手 ハイム   打率・262、12本塁打、36打点

4番・一塁 ロー    打率・274、14本塁打、42打点

5番・DH ガルシア  打率・252、18本塁打、61打点

6番・中堅 タベラス  打率・342、3本塁打、18打点

7番・右翼 カルフーン 打率・219、11本塁打、43打点

8番・三塁 デュラン  打率・262、2本塁打、10打点

9番・左翼 スミス   打率・210、1本塁打、11打点

   投手 ハワード  1勝2敗、防御率7・11

▽エンゼルスのラインアップ

1番・投手 大谷     打率・257、21本塁打、59打点

             9勝5敗、防御率2・80

2番・右翼 ウォード   打率・283、13本塁打、35打点

3番・三塁 レンヒーフォ 打率・263、5本塁打、18打点

4番・一塁 ウォルシュ  打率・243、13本塁打、41打点

5番・捕手 スタッシ   打率・212、6本塁打、20打点

6番・左翼 マーシュ   打率・223、8本塁打、37打点

7番・中堅 シエラ    出場2戦目

8番・遊撃 ベラスケス  打率・176、5本塁打、21打点

9番・二塁 フレッチャー 打率・158、0本塁打、2打点

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