大谷は無安打1四球 大谷以外の投手が15戦ぶり◯ 2000打席113発は球団最多

5回、三飛に倒れる大谷(共同)
1回、左飛に倒れた大谷(共同)
勝利し、チームメートとタッチを交わす大谷(中央)=共同
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 「ブレーブス1-9エンゼルス」(24日、カンバーランド)

 エンゼルスの大谷翔平投手が「1番・指名打者」で出場し、4打数無安打1四球、1得点だった。チームは初回に5点を奪って連敗を5で止めた。先発デトマーズが5回無失点の好投で3勝目。大谷以外の投手が勝ったのは6月27日のホワイトソックス戦以来、15試合ぶり。同日以降の戦績は18戦3勝15敗で、そのうち大谷は4試合に登板して全3勝を記録していた。

 大谷の初回の打席は飛距離110メートルの左飛。フルカウントから打ったファウルボールが自身の右すね付近を直撃し、痛みで絶叫した。顔をしかめながら天を仰ぎ、患部を気にする仕草を見せるなど、状態が心配されたが、プレーを継続した。

 5連敗中のチームは初回1死からウォードの13号ソロで先制すると、怒とうの5者連続安打。打者一巡の猛攻で5点を奪った。大谷は同回2死一、二塁の好機でふたたび打席に立ったが、ライナー性の打球を遊撃手に好捕された。

 四回は先頭で四球を選んだ後、次打者ウォードの打席で二盗を試みたところで中前打が飛び出し、一気に三進。レンヒーフォの適時打で生還した。

 メジャー通算2000打席目は五回2死一塁の場面。2番手スティーブンスの2球目、151キロ直球を振り抜いたが、三飛に倒れた。地元中継局によると、大谷が2000打席で記録した113本塁打はグラウスの108本を抜いて球団最多。

 8-0の七回2死二、三塁の好機は一ゴロ。カウント1-2から低めの130キロスライダーを一塁手の左へ打って快足を飛ばしたが、及ばなかった。

 チームは久しぶりに投打の歯車がかみ合い、大谷が投げず、打たなかった試合で後半戦初勝利。借金を15とした。

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