大谷、2打席連発3打点の活躍も不敗神話崩れる チームは今季ワースト5連敗

ブルージェイズ戦の3回、中越えに2打席連続となる11号2ランを放つエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
ブルージェイズ戦の3回、中越えに2打席連続となる11号2ランを放つエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
ブルージェイズ戦の1回、右越えに10号ソロを放つエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
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 「エンゼルス10-11ブルージェイズ」(29日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が「2番・指名打者」で出場し、今季3度目の2打席連続本塁打を含む3打数2安打3打点、2四死球。今季14度目のマルチ安打で打率を・249とした。チームは4点差をはねのけて逆転に成功したが、逃げ切ることができず今季ワースト5連敗。昨年10月3日から続いていた大谷が本塁打を打った試合の連勝も10で止まった。

 大谷は初回の打席で6戦26打席ぶりとなる10号ソロ。長打阻止のため外野手を4人にするシフトを打破する一発で先制点をもたらすと、4点を追う三回無死一塁の場面ではセンターへ飛距離130メートルの豪快2ラン。息を吹き返したチームは3長短打で2点を加えて追いつくと、四回には7試合ぶりに外野手で復帰したウォードの10号2ランで勝ち越しに成功した。

 しかし、エンゼルスの中継ぎ陣が不安定な投球で終盤に逆転を許す。大谷は六回に直近6試合で3つ目となる四球を右肘に受けると地元ファンは大ブーイング。1点を追う八回は四球で出塁し、同点のランナーとなったが、後続にあと1本が出なかった。

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