大谷の三刀流に否定的 外野手起用に指揮官「今は無理がある」「私からは聞かない」

試合前のベンチで大谷について話すマドン監督(撮影・小林信行)
ブルペンで投球練習をする大谷(撮影・小林信行)
ブルペンで思うような投球ができず顔をしかめる大谷(撮影・小林信行)
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 「エンゼルス-レンジャーズ」(24日、アナハイム)

 エンゼルスのジョー・マドン監督が試合前に取材に応じ、大谷翔平投手の外野手起用について否定的な見解を示した。

 正右翼手のウォードが20日のアスレチックス戦の守備でフェンスに激突し、2試合連続で欠場。指揮官によると、同選手は右肩腱板を痛めて送球が困難な状態でこの日のレンジャーズ戦もスタメンを外れた。

 大谷はウォードに代わって1番で起用されているが、手薄になった外野の守備に就かせることについてマドン監督は「それに関する話し合いはしていない。すぐ(26日のブルージェイズ戦)に先発で登板するので難しい。その考えは好きだが、今は無理があると思う」。さらに「彼はいろいろなことをするのが好きだが、私から聞くつもりはない」と言って取材陣を笑わせた後、「なぜなら彼はなんでもできる選手だからだ」と説明した。

 大谷はここまで投打同時出場7試合を含む42試合に出場し、打率・259、9本塁打、28打点、6盗塁をマーク。前戦22日のアスレチックス戦では初回に先頭打者で6戦ぶり9号を放ち、日米通算150号を達成し、八回には内野安打で2戦連続マルチ安打を記録した。

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