「パイレーツ１－２カブス」（１２日、ピッツバーグ）

　セイヤが止まらない。カブスの鈴木誠也外野手（２７）がパイレーツ戦に「５番・右翼」でフル出場し、五回に２試合連続の２号ソロ、七回に２打席連続の３号ソロ本塁打を放った。

　ＭＬＢ公式サイトは、「セイヤ・スズキが２本塁打のパフォーマンスで歴史を刻んだ」という見出しとともに活躍ぶりを伝えた。

　ブルワーズ戦の故意四球で出場停止となったロス監督に代わって指揮を執ったグリーンベンチコーチの「彼はとてもいい。バットを平行に振ることができる」という談話を紹介。さらに「シーズンが始まって以降、ボールを追いかけることなくストライクゾーンをうまくコントロールできている」と選球の良さが好結果につながっているとの見解を伝えた。

　シカゴの地元紙「シカゴトリビューン」も、先発して５回無失点の好投をみせた同僚スマイリーの「彼は本当にいいスイングをする。彼は本物だ」という談話を紹介しながら、鈴木の２打席連発を報じた。