元日本ハム・バース、大谷から超お宝ゲットで笑顔 3年ぶり再会で直球質問「結婚は?」

 日本一になった16年のユニホームに大谷のサインをもって喜ぶバース(撮影・小林信行)
 大谷が当時つけていた背番号「11」にメッセージとサインをリクエストした(撮影・小林信行)
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 「エンゼルス4-3マーリンズ」(12日、アナハイム)

 16年に日本ハムで日本一に貢献したマーリンズのアンソニー・バース投手(34)が試合前のフィールドでエンゼルスの大谷翔平投手(27)と3年ぶりに再会。日本から取り寄せた優勝シーズンのユニホームに同投手のサインの入った超お宝グッズを手にして笑顔を見せた。

 今回の対戦に合わせ、2月にファイターズ関係者から送ってもらったという16年バージョンのユニホーム。広島との日本シリーズで自身は3勝を挙げ、優勝を決めた第6戦では打席に立ってリードを広げる適時打を放った。

 「僕の代打でオオタニがネクストバッターズサークルで準備していたけども監督が最後の瞬間に僕を打席に立たせた。そして、僕は2球目の直球をラインドライブではじき返したんだ。大谷が代打で出ていたらもっと良い結果になっていたかも。大谷は僕の方を見て口を開けて驚いていたよ」

 そう言って当時を懐かしそうに振り返ったバースは、背番号11の左側に「To Anthony 2016 Japan Champions(アンソニーへ 2016 日本チャンピオン)」の文字を、右側には大谷のサインをリクエスト。「僕がMVPをもらった。本当に楽しかった。このユニホームじゃなきゃいけなかったんだ。せっかく、優勝した時に着ていたものだからね。スーパースペシャルだ」と、念願のお宝グッズを手にして満面笑みを浮かべた。

 試合前には大谷が投球練習をするタイミングを待ってフィールドに出てあいさつ。サインのお礼と昨季のMVP獲得を祝福した。素朴な疑問「結婚したの?」には「してない」との返答があったという。

 大谷とは自身がマリナーズでプレーしていた19年夏以来、3年ぶりの再会。「大人になったように感じたよ」。一段とたくましくなった27歳をバースは「彼は打者の5ツールと投手の5ツールを合わせた10ツール・プレーヤーだ。見ていて楽しい。人間としても素晴らしい」と絶賛した。

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