マリナーズ主力シーガーが電撃引退 今季35本塁打&101打点「新たな人生に興奮」

 マリナーズの主力として活躍したカイル・シーガー内野手(34)が29日(日本時間30日)、現役引退を表明した。ジュリー夫人のツイッターを通じて声明文を出し、家族や友人、ファンに感謝の気持ちとともに「新たな人生の始まりに非常に興奮しています」とつづった。

 09年ドラフト3巡目でマリナーズに入団したシーガーは11年7月にメジャーデビュー。レギュラーに定着した12年から8年連続20本塁打、16年には30本塁打、99打点をマークするなど、強打の三塁手としてイチローらとともにチームを支えた。14年には球宴に初出場し、ゴールドグラブを獲得した。

 15年から7年1億ドル(約115億円)の契約を結び、最終年の今季は159試合に出場し、打線の中軸を担い、自己最多の35本塁打&101打点を記録した。来季の契約2000万ドル(約23億円)は球団に選択権があったが、行使されず、バイアウトで200万ドル(約2億3000万円)が支払われ、今後の去就が注目されていた。

 メジャー11年の通算成績は1480試合、打率・251、1395安打、242本塁打、807打点、55盗塁。

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