「ア・リーグ優勝決定シリーズ・第６戦、アストロズ５－０レッドソックス」（２２日、ヒューストン）

アストロズ（西地区）がレッドソックス（ワイルドカード＝ＷＣ）を５－０で下して４勝２敗とし、２年ぶり４度目のワールドシリーズ進出を果たした。レッドソックスの沢村の登板はなかった。ナ・リーグは試合がなく、３勝２敗のブレーブス（東地区）とドジャース（ＷＣ）の第６戦はアトランタで２３日（日本時間２４日）に開催される。

　アストロズの７２歳ベーカー監督がワールドシリーズ（ＷＳ）に導いた。１７年に球団初のＷＳ制覇を達成した前監督が、サイン盗み疑惑で解雇。２０年に火中の栗を拾う形で後任の座を引き受けた。監督歴２４年の名将がＷＳで指揮を執ったのは、新庄剛志もプレーした０２年のジャイアンツ時代が唯一で、苦杯をなめた。「そういう位置にいることは幸運なこと」。悲願の頂点まであと４勝だ。