ダルビッシュ8勝目 元恩師マドン監督の言葉胸に復活「フィーリングの通りに」

エンゼルス戦に登板したパドレスのダルビッシュ(提供・共同通信社)
マドン監督
試合後のオンライン会見で投球を振り返るダルビッシュ
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 「パドレス8-5エンゼルス」(8日、サンディエゴ)

 パドレスの先発・ダルビッシュ有投手が6回1失点、被安打3、7奪三振で8勝目をあげた。自身の連敗は7で止まった。期待されたエンゼルス・大谷翔平投手との直接対決はなく、お預けとなった。この日は「はじめて自分のフィーリングだけに頼って投げた」と感覚を重視したというが、対戦相手のマドン監督からの言葉がきっかけになったという。

 マドン監督は15年から19年までカブスを率いていた際に、ダルビッシュも所属していた。今回は対戦相手となったが、試合前日、マドン監督から「あなたはフィーリングの人だから、フィーリングの通りに投げればいい」と言われたという。

 その言葉をきっかけに、考え過ぎるのをやめて直感的な投球を心掛けたというダルビッシュ。6回1失点で79日ぶりの8勝目をつかんだが、勝てなかった時期を「人間としてとか、人生とか、人間関係というところにすごく悩んでいたので、自分としてはすごくタフな2、3カ月だった。自分の妻にもすごく迷惑をかけましたし、ずっと支えてもらっていたので、妻には本当に感謝したい」と振り返った。

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