また快挙!大谷翔平、球団史上初の40発20盗塁 五回に盗塁成功して達成
「エンゼルス-パドレス」(28日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(27)が10日のブルージェイズとのダブルヘッダー第1戦以来、18試合ぶりに2番に入り、指名打者で出場。五回に20個目の盗塁に成功した。
5-2とリードして迎えた五回、1死走者なしの場面で四球で出塁。次打者のゴスリンの2球目で好スタートから悠々と2盗に成功した。
これで40本塁打20盗塁はマイク・トラウトも達成できなかった球団史上初の快挙。ア・リーグでは11年にカーティス・グランダーソン(ヤンキース)が達成して以来10年ぶり。また、日本選手の20盗塁は13年のイチロー(ヤンキース)と青木(ブルワーズ)以来、8年ぶりとなった。
初回の第1打席では右手首付近に投球が直撃していた。初回無死一塁で打席を迎えた大谷。先発左腕ウェザーズに対し、ファウル3本のあとの4球目。顔面付近に来た内角高めの150キロ直球が、避けるようにバットを出した右手首外側付近に直撃した。患部を押さえて苦痛の表情を浮かべていた。空振りをとられ三振の判定。そのまま出場を続けていた。