パイレーツ筒香、新天地初試合は代打で左翼線二塁打 ド軍守護神の154キロを快打

パイレーツに移籍した筒香が、ドジャース戦の9回に代打で初出場し、二塁打を放つ=ロサンゼルス(ゲッティ=共同)
パイレーツに移籍した筒香が、ドジャース戦の9回に代打で初出場し、二塁打を放つ=ロサンゼルス(USAトゥデー・ロイター=共同)
パイレーツに移籍した筒香が、ドジャース戦の9回に代打で初出場し、二塁打を放つ=ロサンゼルス(USAトゥデー・ロイター=共同)
3枚

 「ドジャース2-1パイレーツ」(16日、ロサンゼルス)

 ドジャース3Aを自由契約になり、パイレーツと契約した筒香嘉智内野手(29)が新天地デビュー。1点を追う九回1死から代打で途中出場し、左翼線二塁打を放った。

 ドジャースでプレーした6月5日以来となるメジャーの舞台。1-2の九回1死の場面で登場した筒香はかつての同僚、守護神のジャンセンと対じした。

 初球、外角高めのスライダーをファウルにした筒香は2球目、真ん中151キロカットボールをファウルにして追い込まれる。3球目、外角高めの153キロシンカーをファウルにして粘ると、4球目の外角高めの154キロシンカーを鋭く振り抜き、ライナー性の打球で左翼線へ運んだ。

 同点の走者として得点圏内に進み、後続の内野ゴロで三進。しかし、あと1本が出ず、チームは惜敗した。

 19年オフにDeNAからポスティングシステムを使ってレイズと2年1200万ドル(約13億2000万円)で合意した筒香は、2年目の今季、26試合、打率・167、0本塁打、5打点と振るわず、5月11日に戦力外に。同17日にドジャースへ電撃トレードされ、移籍後5試合で2本の適時打を放つなど、復調に兆しを見せたが、12試合(先発6試合)で打率・120(25打数3安打)。本塁打含む長打がないまま、6月9日に右ふくらはぎの張りで10日間の負傷者リスト入りした。

 リーグが定める20日間のマイナーでのリハビリ調整期間の期限となった7月7日にメジャー40人枠から外されたが、本人はFAにならず、マイナーでプレーすることを希望。今月13日までに43試合に出場し、打率・257、出塁率・361、10本塁打、32打点を残した。

 この日の二塁打はレイズ時代の5月5日のエンゼルス戦以来、15戦36打席ぶりの長打だった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス