ヤンキース守護神チャプマン、今季メジャー最速166・4キロ計測 球種はシンカー

 「アスレチックス5ー7ヤンキース」(19日、ニューヨーク)

 ヤンキースの抑え、アロルディス・チャプマン投手(33)が今季メジャー最速の103・4マイル(約166・4キロ)を計測した。

 3点リードの九回のマウンドに立ったチャプマンがギアを上げたのは1死から四球を与えた後だ。球審のボール判定に抗議したブーン監督が退場処分。不穏な空気が漂う中、剛腕がうなりを上げる。

 ローリーへの初球にこの日初めて100マイル(約160・9キロ)越えを計測すると、3球連続で剛球を投げ込み、右飛に打ち取る。続くオルソンには初球102・2マイル(約164・4キロ)を、ラウレアーノにも初球101・6マイル(約163・5キロ)を安打にされて1点を失ったが、2死一、二塁から5番マット・チャプマンにも力勝負だ。101・1マイル(約162・7キロ)直球で空振り、100・8マイル(約162・2キロ)直球で見逃しストライクを取って追い込むと、最後は渾身の外角103・4マイル(約166・4キロ)シンカーでバットに空を切らせ、マウンド上で仁王立ちだ。

 大リーグ公式サイトによると、103・4マイルは今季メジャー最速。チャプマンはア・リーグ2位タイの15セーブ目を挙げた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス