沢村拓一、ゲレロに135メートル特大19号被弾 追い込んだ後に悔しい1球

 「レッドソックス-ブルージェイズ」(11日、ボストン)

 レッドソックスの沢村拓一投手(33)が1-3の六回途中から2番手で登板し、ブルージェイズの若き主砲ゲレロにメジャー単独トップの19号2ランを浴びた。

 2勝目を挙げた7日のマーリンズ戦の後に股関節の痛みを訴え、4日ぶりとなったこの日の登板。2点ビハインドの六回1死一塁の場面で起用された沢村は、先頭ビシェットを初球155キロ直球で中飛に打ち取る。続く3番ゲレロを146キロスプリット、154キロ直球で連続空振りに仕留めて追い込んだが、3球目、高めの154キロ直球を完璧にとらえられ、センターへ飛距離135メートルの特大2ランを許した。

 ゲレロはシーズン19本目の本塁打でア・リーグ2位のエンゼルス・大谷に2本差をつけた。

 沢村は4番ヘルナンデスに3球連続ボールの後、直球でストライクを取り、5球目155キロ直球で三ゴロに打ち取った。

 沢村は前日まで22試合に登板して2勝0敗、4ホールド、防御率2・63。24イニングを投げて33三振を奪っている。

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