カブス内野手が爆笑仰天走塁 実況「冗談でしょ!」動画再生500万回の反響
「パイレーツ3-5カブス」(27日、ピッツバーグ)
カブスのハビア・バエズ内野手が1点リードの三回2死二塁の場面で爆笑を誘う仰天走塁で二塁走者をホームへ迎え入れた。
バエズはカウント0-2と追い込まれた後、平凡な三塁ゴロで一塁へ走った。しかし、三塁からの一塁送球が本塁側にそれるのを見て急ブレーキ。パイレーツの一塁クレイグのタッチを避けるため、本塁へ逆走し始める。ツーアウト。一塁手は一塁ベースを踏めば、攻守交代となるはずだが、なぜかバエズを追いかけ始める。逆走するバエズ。観客席は騒然。とてもメジャーの試合とは思えない珍しいシーンに中継局のブースから失笑が漏れた。
そこへ二塁からスタートを切っていたコントレラスが本塁へヘッドスライディング。クレイグが慌てて捕手へ投げるも間に合わず。実況が「オーマイガー!冗談でしょ!」と驚きの声を上げる中、打者走者のバエズはがら空きになった一塁へ疾走し、頭から飛び込む。捕手の送球が大きくそれる間に二塁を陥れた。
頭脳的?走塁で追加点を奪ったカブス・ベンチは拍手喝采。腹を抱えて爆笑する選手もいた。さらに外野からの内野返球がそれると、実況も「もっと行ける!ゴー!ゴー!」とノリノリだった。
大リーグ公式サイトは「おそらくこんなプレーは見たことがないだろう」との書き出しで歴史的珍プレーを動画付きで紹介。カブスの公式ツイッターに投稿された動画は日本時間28日午前9時現在、470万回再生を超えるなど大きな反響を呼んでいる。



