有原航平、28日右肩手術で長期離脱 レ軍GM「非常に残念」「幸運だったのは…」

 米大リーグ、レンジャーズは22日(日本時間23日)、現在、10日間の負傷者リスト(IL)に入っている有原航平投手(28)が27日(同28日)にダラス市内の病院で右肩の動脈瘤を治療するために手術を受けると発表した。復帰まで最低12週間を要する見込みで、今季中の復帰については明言しなかった。

 この日、オンライン会見で有原の手術を発表したクリス・ヤングGMは「コウヘイとレンジャーズにとって非常に残念な結果なのは明らか」と落胆の表情。術後の見通しは「少なくとも12週間は投げられず、今季中の復帰については状況を見ながらになる」と話し、「彼がベストの状態で戻ってくることを願っている。彼が受ける治療にはとても自信をもっている。全力でサポートしていく準備はできている」と話した。

 有原は最近3登板、計8回1/3で16失点と精彩を欠き、今月9日に右手中指の打撲で10日間のIL入り。同GMは有原の中指の状態と今回の診断結果の関係性を否定せず、「もし対処していなければとても深刻な状況になっている。幸運だったのは、彼に無理をさせず、早期発見できたこと。医療スタッフはいい仕事をしてくれた」とも話した。

 有原は昨オフに日本ハムからポスティングシステムを使ってレンジャーズと2年620万ドル(約6億7000万円)で合意。1年目の今季は7試合に先発し、2勝3敗、防御率6・59。

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