大谷、トップタイ9号含む2安打2打点 前日の右肘死球で登板回避もバットで存在感

レイズ戦の6回、中越えに9号2ランを放つエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
レイズ戦の6回、9号2ランを放ったエンゼルス・大谷。後方はプラカードを掲げ大喜びするファン=アナハイム(共同)
レイズ戦の6回、エンゼルス・大谷が本塁打を打ったことを示す電光掲示板=アナハイム(共同)
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 「エンゼルス3-7レイズ」(3日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が「2番・指名打者」で出場し、六回にメジャートップタイの9号2ランを放つなど、4打数2安打2打点だった。前日のマリナーズ戦で右肘に受けた死球の影響で予定されていた登板を回避したが、6戦ぶり8度目のマルチ安打で打率を・272とした。チームは2連敗で借金1。

 初回の打席はエース右腕グラスノーに対し、カウント0-2と追い込まれながら4球目、外角カーブを強振。シフトを敷いて三遊間を守った三塁手を強襲した打球はグラブをかすめてセンターへ。好判断で一塁を蹴って二塁を陥れる中前二塁打とした。しかし、次打者トラウトの初球に試みた三盗は失敗。今季初の盗塁死を記録した。

 大谷に代わって中4日で登板した先発キンタナが三回につかまり4失点。劣勢で迎えた三回は1死二塁の好機に空振り三振を喫した。初球、150キロチェンジアップをファウルにした後、高めのボールになる148キロスライダーを空振り。再び、2球で追い込まれ、低めのカーブをファウルにし、4球目の低めのカーブにバットは空を切った。

 確信をもって打席の外から打球の行方を見送ったのは六回だ。四球のフレッチャーを一塁に置き、カウント0-1から内寄り142キロスライダーを完璧にとらえた。センターへ真っ直ぐに伸びた打球の飛距離は130メートル。3戦ぶり、メジャートップに並ぶ9本目の本塁打となった。

 2点を追う八回は2番手左腕スプリングスに左飛。2球連続スライダーを空振りした後、ボール1つを挟み、4球目のスライダーを打ち上げた。

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