大谷 鮮やか中前打 OP戦チーム2冠の・548 「2番・DH」で開幕戦へ
「オープン戦、ドジャース6-4エンゼルス」(30日、ロサンゼルス)
昨年7月27日以来、自身2度目となる登板翌日の打者での出場。ドジャースとのオープン戦最終戦に「2番・DH」で出場したエンゼルス・大谷翔平投手(26)が初回に快音を響かせた。
豪腕メイがフルカウントから投じた外角低めの159キロシンカーを強振。鋭い打球は右へ寄るシフトで狭くなった三遊間を抜けて中前へ達した。三回の打席は二ゴロに打ち取られたが、全力疾走で一塁を駆け抜けた。
前日は「2番・投手」のリアル二刀流で出場するも、右手中指のまめが破れて3回途中7失点で降板。後遺症が心配されたが、マドン監督は「大丈夫だと思う」と楽観視。大谷も強いスイングと快音で指揮官の気持ちを代弁した。
オープン戦はリアル二刀流で出場した2試合を含む13試合で打席に立ち、12試合で安打を記録。チーム二冠の打率・548(31打数17安打)、5本塁打だった。指揮官はこの日の打順を、4月1日の開幕戦でも採用することを示唆。メジャーでは最強打者の証しでもある2番で大谷が4年目のスタートを切る。





