大谷 7号2ラン!崖っぷちチームに勇気与えた同点弾、逆転勝ちで3連勝

 試合後にオンライン取材に応じる大谷
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 「パドレス2-5エンゼルス」(23日、サンディエゴ)

 米大リーグは23日、各地で行われ、エンゼルス・大谷翔平投手(26)はパドレス戦で左腕から同点の7号2ランを放ち、チームの3連勝に貢献。

 プレーオフ戦線崖っぷちのチームに勇気を与えた。0-2の二回無死一塁。前日は出番のなかった大谷が2ボールからパドレスの左腕・モレホンの高め154キロ直球を右中間席へ運んだ。

 相手の先発、エース右腕のクレビンジャーが一回終了後に緊急降板。初顔合わせとなる左腕との対決を前に「初球からしっかりタイミングを合わせて入れるように準備した」と大谷。最高の結果を出し、「結構いい形でとらえられてる」と自賛した。

 3戦11打席ぶりの7号は今季初めて左腕から放った本塁打。メジャーで対右腕の打率が・285に対し、対左腕は・237。それでも大谷は「右、左は関係ないかなと個人的には思ってる。自分がいい待ち方ができればいい」と苦手意識はない。試合後のマドン監督は大谷の殊勲打を「ショウヘイはいい仕事をした」とたたえた。

 エ軍は大谷の同点弾の直後にアップトンが勝ち越し弾。1死から8番ベムブームにも一発が飛び出し、逆転勝ちで3連勝を飾った。

 3試合を残し、プレーオフ圏内のアストロズを2・5ゲーム差で追う。「全部勝つしかない。その気持ちでしっかりやりたい」。大谷が「必勝」を胸に打席に向かう。

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