大谷翔平「右、左は関係ない」今季初の左腕撃ち本塁打も苦手意識なし
「パドレス2-5エンゼルス」(23日、サンディエゴ)
エンゼルスの大谷翔平選手(26)は「5番・指名打者」で2試合ぶりにスタメン出場し、二回に7号同点2ランを放つなど、4打数1安打2打点。打率を・194(144打数28安打21四球)とした。チームは逆転勝ちで3連勝。
逆転プレーオフに向けて負けられない試合。相手先発右腕クレビンジャーの緊急降板により、二回に登板した左腕モレホンから同点弾を放った大谷は「初めての対戦だったのでどんな球種があるのかを頭に入れていくことぐらいしかできないので、初球からしっかりタイミングを合わせて入れるような準備だけできればいいなと思っていきました」と振り返った。
苦手と言われている左投手からの本塁打は今季初。昨年8月18日のホワイトソックス戦でデトワイラーから打って以来、メジャーでは通算5人目だが、大谷は「右、左は関係ないかなと個人的には思ってるので、自分がしっかりといい待ち方ができればいいかなとは思ってます」と話した。
この日は本塁打の打席以降は右飛、空振り三振、二ゴロ。2本目を出すことはできなかったが「今日は結構いい形で捉えられてるのかなと思う。2打席目も3打席目の三振もボールの見え方としては悪くないかなと思ってるので、全体的によかったかなと思ってます」と手応えを口にした。
大谷の一発で息を吹き返したチームは次打者アップトンの一発で逆転に成功して3連勝。3試合を残してプレーオフ圏内の同2位アストロズを3ゲーム差で追っている状況について、大谷は「全部勝つしかないので、その気持ちを持って、しっかりやりたいなと思ってます」と気を引き締めた。