大谷翔平、苦戦の左腕相手に720日ぶり2番起用 指揮官「うまくかみ合うと思った」

アストロズ戦の試合前に練習するエンゼルス・大谷=ヒューストン(共同)
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 「アストロズ-エンゼルス」(24日、ヒューストン)

 エンゼルスの大谷翔平選手(26)が「2番・指名打者」で出場することが発表された。大谷が2番で起用されるのは今季初、メジャー1年目の18年9月4日以来、720日ぶり。

 大谷は前日のアスレチックス戦で三回に22打席ぶりの安打となる5号3ラン。10戦41打席ぶりの本塁打で負の連鎖を断ち切ると、七回には左投手のスライダーを右前へ運び、9戦ぶりマルチ安打を記録した。

 この日のアストロズの先発は左腕のバルデス。大谷が7打数1安打と苦戦している投手に対し、前日まで2番だった同じ左打ちのラステラに代えて大谷を起用したマドン監督は、その理由として右打ちの1番フレッチャーと3番トラウトの間に左打者を入れたかったこと、好調な4番レンドンと勝負させるために5番に右打ちのプホルスを入れたかったことなどを挙げ、「うまくかみ合うと思った」と説明。また、前日の試合で復調の兆しを見せた大谷にとっての「テストドライブ」とも表現し、「何かをつかむと思った」と期待を込めた。

 大谷はここまで打者で21試合に出場し、打率・181(83打数15安打8四球)、5本塁打、14打点、2盗塁。

 エンゼルスのラインアップは以下のとおり。

1番・二塁 フレッチャー 打率・306、3本塁打、10打点

2番・DH 大谷     打率・181、5本塁打、14打点

3番・中堅 トラウト   打率・270、10本塁打、25打点

4番・三塁 レンドン   打率・319、6本塁打、16打点

5番・一塁 プホルス   打率・208、4本塁打、14打点

6番・右翼 アデル    打率・196、0本塁打、0打点

7番・左翼 アップトン  打率・094、2本塁打、6打点

8番・遊撃 シモンズ   打率・280、0本塁打、1打点

9番・捕手 ベムブーム  打率・200、1本塁打、2打点

   投手 サンドバル  0勝3敗、防御率5・40

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