「エンゼルス－アスレチックス」（１０日、アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平選手（２６）が「５番・指名打者」で出場し、２点を追う六回に４号同点２ランを放った。この日は四回にも右翼線二塁打を放っており、２試合連続マルチ安打を記録した。

　７－９の六回１死一塁。大谷は４番手右腕トリビーノが投じた初球、１５４キロ直球をジャストミート。時速１７７キロの打球は中堅フェンスを楽々と越えた。６日のマリナーズ戦以来となる一発は飛距離１２７メートルの会心の一撃だった。

　トラウトの６号２ランで３点差に迫った四回１死一塁の場面では大谷は左腕マクファーランドに対し、カウント１－１から高めに浮いた内角１４２キロシンカーを右翼手の右へはじき返し、滑り込むことなく、二塁を陥れた。