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大谷、右腕の違和感でMRI検査 復帰2戦目登板で…二刀流継続へ大きな試練

 「エンゼルス5-6アストロズ」(2日、アナハイム)

 米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(26)が2日(日本時間3日)、アストロズ戦で降板後に右腕に違和感を訴え、MRI(磁気共鳴画像装置)検査を受けた。この日は1回2/3、50球を投げて無安打、3奪三振5四球の2失点。二回に突然制球が乱れて球速が低下。一昨年10月に受けた右肘内側側副靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)から復帰して2試合目で早くもアクシデントに見舞われた。

 首(こうべ)を垂れてマウンドを降りる背番号17が小さく見えた。悔しさ、怒り、もどかしさ、…。端正なその顔に感情がにじむ。二回二死満塁。2者連続押し出し、この回5つ目の四球を出したところで交代を告げられた大谷はダグアウトに戻ると、腰を下ろしたのも束の間、すぐに立ち上がり、ベンチ裏に姿を消した。

 試合後のリモート会見に大谷は現れなかった。「ショウヘイは降板後に利き腕に違和感を訴えたため、MRI検査を受けました」。チョズコ広報部長の口から衝撃的事実が明らかにされた。

 中6日。満を持して臨んだこの日の登板は快投で始まった。先頭をフォークで空振り三振に仕留めるなど、わずか8球で3人斬り。前回、693日ぶりに投手復帰した7月26日(同27日)のアスレチックス戦は1死も取れずに5失点KO。雪辱を期したマウンドで本来の姿を取り戻した。

 しかし、その矢先に異変が起こる。二回に突然、制球が乱れて三者連続四球。マウンド上の大谷がしきりに首をひねり、アンダーシャツの右袖部を気にした。6番レディックへの28球目にこの日最速156キロを投げた直後には左手で右肘付近を抑える仕草。「公式戦に入ると強度が上がっていくので、(体の)反応も違ってくる」。開幕前に口にしていた不安。

 それでもうなり声を上げて右腕を振り続けたが、体は限界だったのか。最後に投げた50球目の球速は144キロ。右肘手術のきっかけとなった18年9月2日の同一カードでも最速160キロの直球は149キロまで急落した。同じ光景だった。

 単調な術後のリハビリ・メニューを辛抱強くやり抜き、けが再発を防ぐ新フォームに取り組んできた。しかし、公式戦2試合、わずか80球を投げたところで右腕が警告音を発した。検査結果を待つ必要はあるが、夢の二刀流は継続できるのか。大谷が大きな試練に直面した。

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