マーリンズ、選手ら14人がコロナ集団感染…ヤンキース戦など2試合中止

 米大リーグ、マーリンズで少なくとも選手、コーチあわせて14人が新型コロナウイルスに感染したため、27日に本拠地マイアミで予定されていたオリオールズ戦とマーリンズの対戦相手だったフィリーズとヤンキースの試合が中止になった、と米スポーツ専門局ESPN(電子版)が伝えた。

 同サイトによると、マーリンズは24日から敵地フィラデルフィアで24日からフィリーズと3連戦を行ったが、同期間中の新型コロナウイルスの検査で26日に先発予定だったウレーニャら4選手の感染が明らかになったため、マイアミには戻らず、当地で滞在。一夜明けたこの日、新たなに10人に陽性反応があったという。マーリンズがプレーしたシチズンズバンク・パークでこの日予定されていたフィリーズ-ヤンキース戦も中止が決まったという。

 米大リーグは新型コロナウイルスの感染拡大の影響で予定より約4カ月遅れの今月23日に開幕したばかり。24日に同機構と選手会が共同で出した声明では、ウイルス検査でのべ10939人の検体のうち6人に陽性反応、“感染率”0・05%と発表していた。

 マーリンズは元ヤンキースで殿堂入り選手のデレク・ジーター氏がCEOを務め、過去にイチローや田沢純一(BC埼玉武蔵)、ボーア(阪神)らがプレー。現在、傘下のマイナーには加藤豪将が所属する。

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