エンゼルスの大谷翔平選手（２６）が２４日（日本時間２５日）に敵地オークランドで行われるアスレチックスとの開幕戦に「３番・指名打者」で出場することが発表された。

　アスレチックスの先発投手は１００マイル（約１６１キロ）の速球を武器にする右腕のフランキー・モンタス投手（２７）。昨季は開幕１６試合で９勝２敗、防御率２・７０の好成績をマークしたが、６月下旬に薬物規定違反により８０試合の出場停止処分を受けている。

　大谷はモンタスとは昨年５月２８日と６月４日に対戦し、通算打率は・５００（６打数３安打２打点）。６月の対決ではセンター左へツーランを放つなど、相性は抜群だ。

　昨季は１８年１０月に手術を受けた右肘のリハビリのため、打者に専念した大谷。２６日（同２７日）の同シリーズ３戦目には６９３日ぶりの公式戦のマウンドに立つことが決まっており、メジャー唯一の二刀流選手として３年目のシーズンに臨む。

　エンゼルスが昨年１２月に７年２億４５００万ドル（約２６４億円）の契約を結んだ強打の三塁手レンドンは脇腹痛で１６日以降、紅白戦に出場しておらず、この日もスタメンから外れた。

　エンゼルスのラインアップは以下のとおり。数字は昨季の成績

１番・三塁　フレッチャー　打率・２９０、６本塁打、４９打点

１番・２番・中堅　トラウト　　　打率・２９１、４５本塁打、１０４打点

３番・ＤＨ　大谷　　　　　打率・２８６、１８本塁打、６２打点

４番・左翼　アップトン　　打率・２１５、１２本塁打、４０打点

５番・二塁　ラステラ　　　打率・２９５、１６本塁打、４４打点

６番・一塁　プホルス　　　打率・２４４、２３本塁打、９３打点

７番・捕手　カストロ　　　打率・２３２、１３本塁打、３０打点

８番・遊撃　シモンズ　　　打率・２６４、７本塁打、４０打点

９番・右翼　グッドウィン　打率・２６２、１７本塁打、４７打点

　　　投手　ヒーニー　　　９勝１０敗、防御率４・１５