大谷 飛ばせるだけ飛ばす!二刀流復活へ26歳の誓い 短縮日程歓迎「不安はない」

 エンゼルスの大谷翔平選手(26)が4日(日本時間5日)、夏季キャンプを行っている本拠地エンゼルスタジアムでオンライン取材に応じ、23日に開幕するメジャー3年目に向けて「飛ばせるだけ飛ばして両方しっかり頑張りたい」とコメント。18年10月の右肘手術からの投手復帰を果たし、2年ぶりの二刀流に意欲を見せた。

 パソコン画面に映る大谷の表情から、メジャー3年目の今季に懸ける意気込みが伝わってきた。新型コロナウイルスの感染拡大と労使交渉の難航で、一時は中止もささやかれたシーズン。「個人的にはやりたいと思っていた。決まったことはよかったなと思います」と話した。

 外出自粛期間中も二刀流調整を続けてきた。シーズン開催が決まるまでの3カ月は「イライラはなかった」という。「投手としての調整期間をしっかり設けられた」と振り返り、60試合の短縮日程を「短期の方が(投手復帰の)不安はない」と言い切る。持ち前のプラス思考は健在だ。

 日本時間5日は26歳の誕生日。年齢とともに変化する肉体を「毎年毎年ベストを更新している状態できていると思っている」と話す一方で「過去はもっと良かったんじゃないかなっていう感覚がある。自分自身でも過去を美化したがる傾向がある」と、複雑な胸中をのぞかせる。

 夏季キャンプ初日の3日はブルペンで投げ、この日はフリー打撃で汗を流した。開幕まで約3週間。投球フォームはけが再発防止のために「よりシンプルに」を目標とし、打撃フォームは「多分、(右)足は上げない」と方向性は固まった。

 打線の中軸、先発の柱としての期待は大きい。「飛ばせるだけ飛ばして両方しっかり頑張りたい」。大谷が2本の刀を研いでいく。

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