選手会、MLB案採決へ 60試合制の可否を決定

 米大リーグ選手会は20日、大リーグ機構(MLB)から60試合より多くは実施しないと通達された今季開催案について理事会で協議したが、結論は持ち越しとなり、近日中に代表者による採決を行う。複数の米メディアが報じた。選手会はキャンプ地での新型コロナウイルス感染拡大について情報を収集しており、採決が先送りされる可能性もあるという。

 選手会が60試合制を受け入れた場合、金銭面で追加の補償を要求する権利の放棄が求められる。選手会が否決すれば、MLBのマンフレッド・コミッショナーは50試合ほどで強行開催するとみられている。

 労使は5月12日から協議を始めたが、シーズン縮小に伴う年俸削減幅で対立が続いている。MLBは今月17日に試合数に比例した年俸での60試合制を提案。選手会は18日に同じ比例年俸での70試合制を対案として出したが、MLBに拒否されていた。

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