MLB選手会、交渉終結を宣言 72試合制、年俸日割り70%保証案拒否
新型コロナウイルス感染拡大のため延期している開幕に関する米大リーグ機構(MLB)と選手会の協議は13日、打ち切られた。選手会が声明を出し、MLBが前日に提示したと伝えられている72試合制、年俸日割り70%保証などの案を拒否した上で「これ以上の協議は無益」と交渉終結を宣言。MLBも声明で選手会の決断に「落胆している」とした。
MLBのマンフレッド・コミッショナーは今回合意に至らなければ強行開幕する権利を行使する可能性を示しており、今季は試合数に単純比例した年俸で、50試合ほど行われる可能性が高くなった。
MLBから6月14日までの合意を求められていた選手会のクラーク専務理事は声明で「残念ながら、リーグとのこれ以上の協議は無益。仕事に戻る時が来た。いつ、どこかを私たちに教えて」と述べた。これに対し、MLBは声明で「選手会が誠実に交渉しないと選んだことに落胆している。オーナー陣と協議して最善の道を決める」と発表した。
年俸について両者は試合数に比例することで3月に合意したが、MLBは大幅減収となる無観客では適用されないと主張。選手会は試合数に比例することで合意済みとの立場を崩さず、最後まで平行線をたどった。
米メディアによると、MLBは6月8日に7月前半開幕、76試合制で試合数に比例した年俸の半額を保証する案を示すと、選手会は翌日に7月10日開幕、89試合制での対案を提示。6月12日にMLBが72試合制の案を提出していた。





