米大リーグ、新型コロナ感染予防に動き出す 全球団に危険国・地域訪問者の立ち入り制限など要請

 米大リーグ機構(MLB)は7日(日本時間8日)、新型コロナウイルスに関する声明文を発表。感染リスクの高い国・地域を訪れた球団関係者や報道陣による球団施設の立ち入りを制限するよう全30球団に要請していることを明らかにした。

 MLBは声明文の中で国内に蔓延しつつある新型コロナウイルスについて「我々は現在、非常に慎重に取り組んでいる。その一例として、CDC(米国疾病予防管理センター)が指定する高リスク国・地域を訪れた報道陣を含む全員を米国入国から14日以内に球団施設を入れないように要請している」と明記。対象国として危険レベル3の中国、イラン、イタリア、韓国のほか、レベル2の日本、レベル1の香港も含まれているとみられる。

 また、今後について「我々は機構内だけでなく、他競技のプロリーグとともに新たな対策について話し合っている」とする一方で「現時点で報道陣が選手らを取材するためにクラブハウスにアクセスするシステムの変更はない」とした。

 大谷翔平投手が所属するエンゼルスはこの日、キャンプ地のアリゾナ州テンピで練習前にミーティングを開き、選手や球団関係者に新型コロナウイルスの対策・予防法を説明した。

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