米大リーグ、レッズとマイナー契約を結ぶ田沢純一投手(33)が20日、川崎市内のグラウンドで自主練習を行い、「またあのマウンドに立ちたい」と、メジャー復帰への強い決意を口にした。
2009年から米球界に挑み、右肘手術を受けた10年を除いて今季は初めてメジャーでの登板がなかった。7月にカブスを自由契約となった後、約1カ月間はロサンゼルスに滞在して公園でキャッチボールを行う日々。「もう駄目なんじゃないか」と心が折れそうになりながらもオファーを待ち、8月にレッズと来季を含めた契約を結んだ。「悔しさはあるが過去は帰ってこない」と今は前向きにトレーニングに取り組む。