カブスが防御率0・00の田沢を“クビ”にして2日後に再契約した本当の理由

 米大リーグ、カブスが26日(日本時間27日)、田沢純一投手(32)とマイナー契約で合意したと発表した。米メディアによると、スプリット契約でメジャーに昇格した場合は年俸90万ドル(約9950万円)プラス出来高125万ドル(約1億3800万円)だという。

 田沢は1月26日にカブスとマイナー契約で合意し、招待選手としてメジャーキャンプに参加。オープン戦は6試合、5回2/3を投げて2安打無四球9奪三振、防御率0・00と快投を披露したが、今月24日にリリース(契約解除)された。

 不可解で非情な通告に思えるが、実は理由はある。労使協定によると、球団がマイナー契約選手の保有権をメジャー40人枠に入れることなく保持するためには選手に“残留特別手当て”として10万ドル(約1100万円)を支払わなければいけない。つまり、カブスは10万ドルを節約するために一旦、田沢との契約を解除し、保有権を放棄したというわけだ。

 一方の田沢側はオープン戦の好投を材料に他球団に売り込むことができたが、2日後にカブスと再び、マイナー契約を選んだところにFA市場の停滞ぶりが透けて見える。また、他球団のブルペン事情と比較して、カブスがメジャー昇格の可能性が高いと判断したとも考えられる。今季メジャー昇格を果たせば、10年目のシーズンを迎えるベテラン右腕。今後の動向が注目される。

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