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ヤンキースに選手会が苦情申し立て 戦力外エルズベリーへの28億円支払い拒否に対し

 米大リーグ、ヤンキースが、11月に自由契約にしたジャコビー・エルズベリー外野手(36)への来季以降の保証額2610万ドル(約28億3000万円)の支払いを拒否している問題について、大リーグ選手会が球団に対する苦情申し立てを行った、と19日(日本時間20日)、米スポーツ専門局ESPN(電子版)が伝えた。調停人のマーク・アービングス氏が裁定を下すという。

 エルズベリーはレッドソックス時代の11年に打率・321、32本塁打、105打点をマークしたほか、盗塁王を3回(08、09、13年)獲得。メジャー屈指の外野手として13年オフにヤンキースと7年1億5300万ドル(約167億2000万円)の超大型契約を結んだ。しかし、移籍1年目の14年に149試合、打率・271、16本塁打、70打点、39盗塁を残した後は成績が右肩下がり。さらに脇腹や腰など、相次ぐけがで過去2シーズンは1試合も出場することなく、毎年23億円近くの年俸を受け取っていた。

 ヤンキースは11月上旬、来季の戦力構想から外れるとして同外野手のリリースを発表。残っている来季の年俸2110万ドルと、球団が選択権をもつ21年の契約のバイアウト500万ドル、合わせて2610万ドルは選手に保証されているが、球団は同外野手がリハビリ期間中に球団の許可なしにアトランタにあるプログレッシブ・メディカル・センターで治療を受けたことを理由に支払いを「無保証」にする考えを同選手会に通達していた。

 ESPNによると、ヤンキースの来季の予想総年俸はエルズベリーへの支払い分2190万ドル含め、およそ2億4800万ドル(約271億円)。労使協定では来季の総年俸の上限は2億800万ドル(約227億3000万円)で2億800万ドル~2億2800万ドル(約227億7000万~249億2000万円)の場合は超過分の30%を、2億2800万ドル~2億4800万ドル(約249億3000万~271億円)の場合は42%をぜいたく税として支払う義務がある。2億4800万ドル(約271億円)を超えた場合は75%を支払うだけでなく、21年ドラフトの最高順位指名権が10下がる罰則も科せられ、同外野手への支払いの有無が大きなカギを握っている。

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