イチロー氏が球団会長付特別補佐兼インストラクターを務めるマリナーズは２５日（日本時間２６日）、今季は傘下２Ａでプレーしたエバン・ホワイト内野手（２３）と６年契約プラス３年の球団オプションで合意したと発表した。米メディアによると、総額は２５００万ドル（約２７億２５００万ドル）だという。

　ケンタッキー大時代に米国代表でプレーしたホワイトは１７年ドラフトでマリナーズから１巡目全体１７位で指名された逸材。プロ３年目の今季は２Ａアーカンソーで９２試合、４００打席に立ち、打率・２９３、１８本塁打、５５打点、出塁率・３５０、長打率・４８８の成績でマイナーの球宴にあたるフューチャーズゲームに出場し、ベースボール・アメリカ誌による２Ａオールスターチームにも選出された。

　昨季は一塁でマイナーのゴールドグラブ賞を受賞した。