アストロズサイン盗みに罰則も ドラフト指名権利剥奪などの措置

 米大リーグ機構(MLB)のロブ・マンフレッド・コミッショナーは19日、アーリントンで行われたオーナー会議の際に、アストロズがワールドシリーズを制した2017年に本拠地で電子機器を使って相手捕手のサインを盗んでいたとされる問題で、調査結果次第で罰則を科す意向を示した。AP通信が報じた。

 MLBはサイン盗みが発覚すれば、ドラフト会議での指名権剥奪や25歳未満でドラフト対象外の外国人選手との契約金に使える枠を失うことを、17年のプレーオフ前に全30球団に通知している。

 調査は現時点で、他球団は対象になっておらず、来季開幕までに終わらせるとしている。同コミッショナーは「事実を正確に把握し、対策を講じる必要がある」と語った。

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