ナショナルズ WS初勝利で好発進!19連勝中のコール攻略 4番ソトが特大弾

 「ワールドシリーズ・第1戦、アストロズ4-5ナショナルズ」(22日、ヒューストン)

 米大リーグのワールドシリーズ(7回戦制)は22日(日本時間23日)、ヒューストンで開幕し、初制覇を目指すナショナルズが2年ぶり2度目の頂点を狙うアストロズに5-4で逆転勝ちした。ナショナルズは一回に2点を先制されたが、二回のジマーマン、四回のソトのソロで同点。五回にソトの2点二塁打などで3点を勝ち越した。第2戦は23日にヒューストンで実施される。

 前身のエクスポズ時代を含め球団史上初のワールドシリーズで、ナショナルズが絶好のスタートを切った。レギュラーシーズンから19連勝中だった相手先発コールを攻略。マルティネス監督は「うちの選手を疑ったことはない」とうなずいた。

 原動力は20歳の4番ソトだ。1-2の四回、高めの速球を左中間スタンドの上部に設置されている球場名物の機関車の線路まで運ぶ特大の一発で同点に。五回にも左翼フェンス直撃の二塁打で2打点とした。ドミニカ共和国出身の左打者は「速球が多いという事前情報があったので、それを待っていた」と振り返る。

 球団創設51年目でつかんだ初勝利。マルティネス監督は「みんなが待ちわびてきた。その一員でいられて本当にうれしい」と感慨を込めた。

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