マー君、伝説の左腕超え 史上初のPS初登板から7戦連続2失点以下と公式サイト
「ア・リーグ優勝決定シリーズ・第1戦、アストロズ0-7ヤンキース」(12日、ヒューストン)
ヤンキースの田中将大投手(30)はシリーズ第1戦に先発し、6回1安打無失点の快投で今プレーオフ(PS)2勝目、同通算5勝目を挙げた。68球で1四球、4奪三振。打線はトーレスがサイクル安打にあと三塁打とする3安打5打点をマークし、10年ぶりとなるワールドシリーズに向けて好発進した。
田中のポストシーズン先発は松坂の6試合を抜いて日本人最多の7試合。通算41投球回も最多を更新した。通算成績を5勝2敗、防御率1・32。
大リーグ公式サイトのアドラー記者によると、ポストシーズン初登板から7試合連続で2失点以下は史上初。サイ・ヤング賞3回で殿堂入りも果たしているドジャースの伝説の左腕コーファックスの記録を塗り替えたという。
田中のPS7試合の投球内容は以下のとおり。
15年ワイルドカードゲーム 対アストロズ 5回4安打2失点 ●
17年地区シリーズ第3戦 対インディアンス7回3安打無失点 ○
17年優勝決定シリーズ第1戦 対アストロズ 6回4安打2失点 ●
17年優勝決定シリーズ第5戦 対アストロズ 7回3安打無失点 ○
18年地区シリーズ第2戦 対レッドソックス5回3安打1失点 ○
19年地区シリーズ第2戦 対ツインズ 5回3安打1失点 ○
19年優勝決定シリーズ第1戦 対アストロズ 6回1安打無失点 ○



