大谷、七回第4打席は豪快空振り三振 五回に弾丸18号ソロ

  「エンゼルス-インディアンス」(11日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(25)は「3番・指名打者」で出場し、七回の第4打席は空振り三振だった。初回は空振り三振、二回は右直、五回は右越え18号ソロ。

 五回の打席で右越え18号ソロを放ち、自身の連続無安打打席を12で止めた大谷。2点を追う七回は3番手右腕クリッパードに対し、初球外角高めのツーシームを見送り、ストライクと判定された後、ボール2つを挟み、4球目の外角ツーシームを空振りして2-2に。最後は内角高め、ボール気味の145キロ直球を豪快に空振りして三振に倒れた。

 2打席無安打で迎えた五回の打席。初球、外角低めの146キロ直球を見送ってストライクと判定された後、内寄り135キロスライダーを鋭く振り抜くと、時速183キロの高速弾丸ライナーが右翼席に突き刺さった。

 7日のホワイトソックス戦以来、4戦17打席ぶりとなる一発。連続無安打打席を12で止める会心の一撃でメジャー自己記録を更新する62打点目を挙げた。

 試合前にはチームメートの守護神ロブレスが「大飛球 17 大谷さん」と記されたハチマキを披露した。球団専属アナウンサーの決まり文句「ビッグフライ!オオタニサン!」を日本語に訳した応援にこたえる格好となった。

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