大谷 DH解除で第4打席回らず “二刀流”ウォルシュが一塁からマウンドへ

インディアンス戦の6回、左邪飛に倒れるエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
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 「エンゼルス0-8インディアンス」(10日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(25)は「3番・指名打者」で出場し、2打数無安打1四球だった。2戦10打席連続ノーヒット(1四球含む)で打率は・288。すでに地区優勝を逃しているチームはワイルドカード争でも脱落し、5年連続プレーオフを逃した。

 初対決の右腕プレサックに対し、初回の打席は左飛。初球、高めの150キロ直球を積極的に打って出たが、飛距離103メートルの打球が左翼手のグラブに収まった。

 0-6の四回は先頭で四球。2ボールからやや内寄りの138キロチェンジアップを空振り。ボールを挟んでカウント3-1となった後、外角低めの150キロ直球を見送って一塁へ歩いた。

 依然として6点ビハインドの六回は左邪飛。2死一塁の場面。初球、やや高めの150キロ直球に反応したが、高々と舞い上がった打球は左翼線のわずか外で捕球された。

 大谷は九回裏の攻撃で2人目に打席が回る予定だったが、0-8九回表1死一塁の場面でオースマス監督は一塁を守る“二刀流”ウォルシュを投手としてマウンドへ立たせた。DHを解除し、控えのボアを一塁で起用したため、大谷は途中交代を余儀なくされた。

 この日は試合前に本拠地近くの小児病院を慰問。同僚のシモンズやフレッチャーらとガン病棟を訪れ、患者たちと交流した。

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