大谷 12試合ぶりマルチ安打 三振数は昨季に並ぶ

ホワイトソックスに勝利し、ナインを迎えるエンゼルス・大谷(左から2人目)=シカゴ(共同)
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 「ホワイトソックス4-5エンゼルス」(6日、シカゴ)

 エンゼルスの大谷翔平投手(25)は「5番・指名打者」で出場し、4打数2安打1得点だった。8月20日のレンジャーズ戦のダブルヘッダー第2戦に3安打を記録して以来、12試合ぶりシーズン33度目のマルチ安打で打率・288。チームは逆転勝ちで連敗を4で止めた。

 前日のアスレチックス戦で13試合ぶりに出番のなかった大谷は、過去の対戦成績6打数2安打1本塁打の右腕ジオリトに対し、2回1死走者なしの打席で左翼線二塁打だった。初球、内角高めの154キロ直球をファウルにした後、ワンバウンドになるスライダー、外角高めに抜ける直球を見送ってカウント2-1。4球目、内寄り154キロ直球を振り抜くと、時速175キロの鋭い低いライナー性の打球が左翼線を抜けた。

 1点を追う四回2死走者なしの第2打席は空振り三振.初球、内角低めに外れるスライダーを見送った後、外角高めの156キロ直球と内角130キロチェンジアップを連続でファウルにして追い込まれ、最後は高めの157キロ直球にバットは空を切った。

 1-4の七回1死走者なしの打席は右翼線三塁打。この日3度目の対決となったジオリトに対し、初球の外角高めチェンジアップ、2球目の高めのスライダーを連続で空振りして追い込まれ、1ボールを挟んだ後の4球目、内角チェンジアップを最後は右手1本になりながらしぶとく右翼線へはじき返して三塁を陥れた。後続の内野ゴロでホームを踏んだ。

 アップトンの12号ソロで勝ち越しに成功した九回の打席は3番手右腕コロメに見逃し三振。1ボールから内角低めのカットボールを2球連続で空振りした後、ボール2つ、ファウル1つでフルカウントに。しかし、7球目、低めの153キロ直球に手が出ず、メジャー1年目の昨季に並ぶシーズン102個目の三振を記録した。

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