大谷、サイクル安打達成球が米野球殿堂入り バットは本拠地で展示へ

大谷のサイクル安打達成球と、ボールの縫い目がついたバット2(撮影・小林信行)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が13日(日本時間14日)のレイズ戦で大リーグ日本人選手初のサイクル安打を記録したボールが米国野球殿堂博物館(ニューヨーク州クーパースタウン)で、バットが本拠地エンゼルスタジアムで展示されることが決まった。球団が25日(同26日)、発表した。

 同博物館から寄贈の依頼があったのは大谷が13日のレイズの七回の打席で中前打を放ち、サイクル安打を達成した直後のこと。ティム・ミード館長から携帯電話の伝言で「おめでとうございます」との言葉とともに、館内の展示用に大谷が使ったアイテムを提供してほしいとのメッセージが送られてきたという。

 ミード館長は今月中旬に、エンゼルスの球団副社長兼広報部長を退任したばかり。大谷もメジャー1年目からお世話になった人物で5日に球場で開かれた送別会にはトラウトらとともに出席し、感謝の気持ちを伝えている。くしくも館長としての初仕事が大谷のサイクル安打となった。

 大谷はメジャー1年目の昨季、ベーブ・ルース以来100年ぶりの本格的二刀流選手としてメジャー初勝利を挙げた試合でかぶった帽子や、打者として使用したヘルメットや肘当てなどの用具を同博物館に贈っている。

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