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大谷、笑顔でメジャー日本人初のサイクル達成 敵地ファンが総立ちで祝福

 レイズ戦の5回、右翼線に三塁打を放つエンゼルス・大谷=セントピーターズバーグ(提供・共同通信社)
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 「レイズ3-5エンゼルス」(13日、セントピーターズバーグ)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が「3番・指名打者」で出場し、メジャー日本人初のサイクル安打を達成した。初回無死一、二塁の打席で先制8号3ランを放つと、三回は左中間二塁打。四回の36分の停電中断をへて試合が再開された後の五回の打席で右翼線三塁打。偉業まで残り単打とした七回の打席で中前打を放ち、偉業を達成した。

 レイズの先発は大谷と同じメジャー2年目の左腕ヤーブロー。大谷は昨年7月31日に3打席で対戦し、空振り三振、中飛、空振り三振と無安打に抑えられていたが、初回の打席でカウント1-1からほぼ真ん中の143キロシンカーを完璧にとらえ、メジャー自己最少の打球角度19度、高さ16メートルの弾丸ライナーで中堅左のスタンドへ一気に運んだ。飛距離は126メートルだった。11日のドジャース戦に前田から先制7号を放っており、今季2度目の2戦連発。メジャー通算30本塁打とした。

 三回は先頭で同じ左腕の初球、外角へ逃げる134キロカットボールを鮮やかに流し打った。初回の本塁打と同じ打球速度174キロの低い弾道。左中間を真っ二つに割った打球を見ながら大谷が二塁へ滑り込み、今季11度目のマルチ安打。外野の間を抜ける長打は今季135打席目で初めてだった。

 五回2死走者なしの打席はフルカウントから6球連続で投じられたカーブにバットを合わせて右翼線へ。打球が転々とする間に快足を飛ばし、滑り込むことなく三塁に達した。続くプホルスの12号2ランを呼び込んだ。

 偉業まであとシングルとした七回の打席は2死一塁の場面。2番手右腕ウッドに対し、初球ボールの後、2球連続空振りで追い込まれたが、フルカウントに持ち込み、8球目の140キロチェンジアップを中前へはじき返し、メジャー史上初となる日本人選手によるサイクル安打を達成した。

 敵地での試合だったにも関わらず、スタンドはスタンディングオベーションで偉業を称えた。一塁上の大谷は一塁ベースコーチと両手でタッチしながら笑顔を見せたが、敵地ファンの歓声に反応することはなかった。

 エンゼルス広報部によると、チームのサイクル安打は13年5月21日のマリナーズ戦でトラウトが達成して以来、8回目7人目だという。メジャーでは326回目で今季はパイレーツのポランコが4月5日のツインズ戦で成し遂げている。

 エンゼルスの選手の過去の達成者は以下のとおり。

ジム・フレゴシ      1964年7月28日 対ヤンキース

   同         1968年5月20日 対レッドソックス

ダン・フォード      1979年8月10日 対マリナーズ

デーブ・ウィンフィールド 1991年6月24日 対ロイヤルズ

ジェフ・ダバノン     2004年8月25日 対ロイヤルズ

チョーン・フィギンス   2006年9月16日 対レンジャーズ

マイク・トラウト     2013年5月21日 対マリナーズ

大谷翔平         2019年6月13日 対レイズ戦

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