レッドソックスのレジェンド“ビッグ・パピ”母国で撃たれる 弾が胃を貫通する重傷

 メジャー通算541本塁打などの記録をもつレッドソックスのレジェンドで“ビッグ・パピ”の愛称をもつデービッド・オルティス氏(43)が母国・ドミニカ共和国で銃撃されたと9日(日本時間10日)、米スポーツ専門サイト、ESPN(電子版)が伝えた。

 同サイトによると、オルティス氏は首都サントドミンゴのナイトクラブにいたところ、男に背後から撃たれた。弾は胃を貫通していたと伝えており、市内の病院に搬送されて手術を受けた。命に別条はなく、現在は容体も安定。同氏は医師たちに「俺を死なせないでください。俺はいい人間です」と話したという。

 オルティス氏は92年、17歳の時にマリナーズとプロ契約を結んだ後、97年にツインズでメジャーデビュー。レッドソックスへ移籍した03年から頭角を現し、04年には主砲として球団86年ぶりのワールドチャンピオンに貢献。05年に打点王、翌年には本塁打と打点の二冠に輝き、07、13年にもチャンピオンリングを獲得している。

 16年シーズン限りで現役を引退。40歳で迎えた最終年に打率・315、38本塁打、リーグ最多の127打点の成績を残し、惜しまれながらユニホームを脱いだ。メジャー20年の通算成績は打率・286、541本塁打、1768打点。球宴10回。プレースタイルだけでなく、その独特の風貌とキャラクターから人気が高く、今なお“ビッグ・パピ”の愛称で親しまれている。

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