雄星 3者連続本塁打浴びる…今季ワースト7失点
「エンゼルス12-3マリナーズ」(8日、アナハイム)
球に力はあったが、甘い球をことごとく痛打された。マリナーズ・菊池は「軌道が一定しないというか、良いときと悪いときがハッキリしている」と首をかしげる。今季最悪の7失点で、3試合連続でノックアウトだ。
3者連続本塁打を浴びた四回が象徴的だ。トラウト、大谷ら上位打線に4球で3発を打たれ「初めての経験。マウンド上で経験したことがないような悔しさ」という。
先発を1回飛ばして休養と修正を図った。投球フォームで、右足を上げた際に中堅方向に動かし、本塁方向へ体が流れる動きを止めようとした。だが四回は球威も変化球の制球も、前の2試合の悪い状態に戻っていた。
3試合続けて3回1/3で降板。サービス監督は「思うようにいかない試合が続くのも野球」と辛抱強く待つ姿勢を示した。